かわいいな~だけでは済まなくなってくる子どもの成長。お子さんの言動にイラッとしてしまうのは、親としてごく自然なことですよね。そんなときほどカメラを手にして、ファインダー越しに子どもを見ると、不思議とその子の気持ちに興味が向いたり、自分の感情も収まったり、とても重宝しました。感情の静め方の具体的なポイント5つ紹介します。試してみてはいかがでしょうか?
1. 深呼吸する
まずは自分の感情を落ち着かせるために、ゆっくり深呼吸をしてみてください。3秒吸って、5秒かけて吐く、を数回繰り返すことで冷静になれます。
2. 一呼吸おいてから話す
その場ですぐに反応するのではなく、一呼吸おいてから対応すると、感情的になるのを防げます。
3. なぜイラッとしたのかを考える
お子さんの言動にイラッとした理由を冷静に分析してみましょう。その感情は本当にお子さんの行動から来ているのか、それとも別の要因があるのかを振り返るのも重要です。例えば、仕事で疲れていた。眠い。お腹が空いていた。など、案外自分の体調のコンディションが影響していることも。
4. お子さんの目線に立つ
子どもが何を考えてその言動をしたのか想像してみると、理解が深まるかもしれません。「なぜこんなことを言ったんだろう?」と考えることで、イライラが和らぐことがあります。
さらに写真を撮ろうとすると、自分の気持ちより、相手の気持ちを汲もうとする意識が生まれやすいので、「そうかそうか」と思えることが多くなります。親として許してはいけない!と正しさを振りかざしてしまう前に、ただ共感することで、子どもの感情も収まり、その子なりの解決方法がみつけられることも多いですよね。
5. 後で振り返る時間を設ける
一日の終わりに写真を見ながらその出来事を冷静に振り返り、今後のコミュニケーションの改善策を考えるのも良いでしょう。どうだったらいいのかな?どういう私でいたい?そんな風に自分に問いかけて、眠りにつくのもよいでしょう。きっと次、同じようなことがあったとき、違う反応が起きていたりしますよ。
それでもどうしても親の感情が収まらない!という時は、フラワーエッセンスの「インパチェンス」をお水に数滴加えて、飲むのもよかったです。これは、「忙しい」が習慣化していたり、合理的に物事を進める癖が最優先になっていたりする時、こどもや他者の行動が待てずに、イライラしてしまうときにそっとなだめてくれました。
イラッとするのも、自分の持っている価値観やジャッジ癖に気づくいいチャンスですよね。違う見方をすれば、どうってこともなかったり。許容できる価値観が増えれば、その分、コミュニケーションのとれる人たちも増えますし、自分の存在を脅かされるような感覚になることも無くなりますし、結果として、穏やかな人格が増していき、親子の絆も深まっていきますよね。ぜひぜひカメラ片手に、愉しまれてください。
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